事業内容/OUR BUSINESS

投資方針

経営関与

ハンズオン支援を通じた投資先企業の企業価値向上を行うため、原則としてマジョリティの確保を目指します。

投資スタンス

投資対象企業の中長期的な企業価値向上に資する投資を行います(事業売却/清算等による短期的なリターンは追及しません)。

事業価値重視

不良債権投資、再生型投資、資産取得型投資ではなく、事業価値重視の投資を原則とします。

コンプライアンス重視

公序良俗に反する企業もしくはそのおそれがある企業には投資しません。また投資実行・バリューアップ・EXITの各ステージにおいて、コンプライアンスを重視した活動を行います。

投資スキーム

議決権ベースでマジョリティを取得する形を基本とし、可能な限りレバレッジを活用したスキームを中心としますが、投資対象企業の課題・状況なども踏まえて柔軟に対応していきます。

投資方法

普通株式の取得を基本としますが、案件によっては優先株や新株予約権を組み合わせたスキームなども選択します。

投資対象

本ファンドは主にアジア市場・アジア企業との連携などを通じた企業価値向上を期待できる国内企業に投資しますが、優良な投資機会と判断すればそれに限定するものではありません。

【連携内容の例】

  • ・アジア企業への技術・商標権等のライセンス
  • ・アジアにおける原材料・製品等の調達・生産
  • ・アジア市場における製品の販売、サービスの提供

【連携方法の例】

  • ・アジアにおける現地法人設立
  • ・アジア企業との提携(生産委託、販売委託)
  • ・アジア企業との合弁設立
  • ・アジア企業との資本提携

対象業種は特定しませんが、アジア市場の現状や特性を踏まえて、サービス・小売・自動車・IT・インフラ関連などの事業に注目しています。

AZ-Starの強み

充実したソーシングネットワーク

AZ-Star並びに株主各社のソーシングネットワークを活かし、主に以下のような日本企業に投資提案を行います。

  • ・海外進出(特にアジア)の支援により成長が見込まれる企業
  • ・事業承継ニーズのある中堅中小企業やMBO、カーブアウトニーズのある企業

強力なバリューアップ体制

株主4社をはじめ、AZ-Starメンバーのスペシャリティーも活かしたバリューアップを目指します。

  • ・海外進出・事業展開支援:現地情報の入手、取引先紹介など
  • ・人材紹介:海外ビジネス経験者、CEO、CFO、 内部管理責任者など
  • ・資金支援:ローン、エクイティなど
  • ・経営支援:ガバナンス、経営管理、会計・税務(国内外)、業界情報(国内外)、M&A(国内外の業務・資本提携・合弁会社設立)など

【株主4社の強固なアジアネットワーク】

4社一覧
あおぞら銀行(含む提携銀行)
CTBC/東京スター銀行
兼松
エスネットワークス

適切なEXIT戦略のご提案

AZ-Star並びに株主各社のネットワークをEXIT先・手段の確保に活用します。

  • ・投資先企業の事業戦略やビジネスの成長性を踏まえた、適切な第三者への株式譲渡(トレードセールス)
  • ・投資先企業の業績やマーケット動向を踏まえた株式公開(IPO)
  • ・投資先企業の状況や事業の方向性を踏まえた対象先経営者への株式譲渡など(MBO)

ESGへの取り組み

次のような取り組みを通じて、スチュワードシップ責任を果たすため、投資先企業との積極的な対話を通じてESG課題の解決を支援することで、投資先企業を持続可能で競争力のある企業として成長させることを目指してまいります。

基本方針

AZ-Starは、国際連合が策定した持続可能開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成の重要性を認識すると同時に、投資先企業の経営陣が長期的な価値創造に繋がるリスクと機会の管理にコミットしていることを期待し、これらの取り組みを支援します。

ESG投資方針の策定

AZ-Starは、従来の投資活動に加えて、短期的なリターンの追及だけではなく、投資対象企業の中長期的な企業価値向上に資する投資を促進します。この実現のため、従来の投資方針に加えて持続的な価値創造に資するESGに関して、ステークホルダーの皆様からの期待、責任投資原則 (PRI:Principles for Responsible Investment) 等の国際的な基準、および投資家の皆様の受託者責任を考慮したESG投資方針を策定しています。

具体的には、2022年1月以降の①投資検討時にESGチェックを実施、②マジョリティ投資先についてはESGチェックで洗い出された課題解決の支援を目指します。

責任投資原則(PRI)への署名

AZ-Starは、以下の責任投資原則(PRI)の考え方に賛同し、2022年7月に責任投資原則(PRI)に署名しております。

  • 1.私たちは、投資分析と意思決定のプロセスにESGの課題を組み込みます
  • 2.私たちは、活動的な所有者となり所有方針と所有習慣にESGの課題を組み入れます
  • 3.私たちは、投資対象の主体に対して ESGの課題について適切な開示を求めます
  • 4.私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ実行に移されるように働きかけを行います
  • 5.私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します
  • 6.私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します